ふと好きだと思った曲を語る

腰と腹の鈍痛へのあまりの怒りに、気が付いたらはてブロのアカウントを作り、気が付いたら書き始めていました。勢いづいたオタクの行動力はこわい。エネルギー生み出せそう。(?)

 

とは言えわたしが考えたこととかを好き勝手書き散らしていくだけになります。3日坊主にならないことを祈るばかり。

 

 

ところでわたしは関ジャニエイトのおじさんたちが大好きだ。自分の人生の一部を切り取って、そのキラキラしたものでもって全力でファンを楽しませようとしてくれる、愉快でカッコよくて、渋く漢気溢れたおじさんたちを愛してやまない。

そしてタチの悪いことに、最近(と思っているのはわたしだけかもしれないが)おじさんたちのリア恋みがあまりに強い。自軍が強い。何なら自分のファンを妻と言ってのける自担・丸山隆平の戦闘力は計り知れない。わたしは、丸山隆平と結婚していた…?

妄言は置いておいて、リア恋み溢れる関ジャニおじさんたちであるが、彼らを知らない人からしたらそれは多分理解されないだろう。彼らが表で見せる顔は、コミックソングを引っ提げた愉快な集団、もしくは最近であれば生演奏でカッコよくバンド曲を歌い上げる、あれ…アイドル…?みたいなオニイチャンらだろうから。しかし声を大にして言いたい。彼らはリア恋枠になりうるトンデモアイドル集団だ。カップリング曲を聞け!!!

というわけで出戻りからハマり直して約1年(確か無印エイタメに参戦後だったはず)、まだまだ新参者のわたしが聞くたびしんどくなるリア恋カップリング曲を語りたいと思う。そしてあわよくばライブで歌って欲しい。切実に。(どっち)

 

ロイヤルミルクストーリー(24th シングル『涙の答え』通常盤・初回限定盤A収録)

この曲を聞いた時、わたしはある種の感動を覚えた。関ジャニおじさんらから多少離れていた時期、スレたクソガキだったわたしは男性アイドルが歌うラブソングがあまり得意ではなかった。というのも、そういった曲はおおむね『世界で一番君が好き』だとか『君こそが運命の人』だとか言うとんでもねえ規模で愛を語っていたり、『初めて会った君にもうメロメロ♡夜を一緒に過ごそうよ…(吐息混じりに)』みたいな勢いワンナイト系の、わたしのような陰キャには全くご縁のなさそうな世界線であることが多い。(非常に偏った個人の意見です)

けれどこの曲はわたしの考える男性アイドルのラブソング観とも、そして関ジャニエイトくんお得意の、好きな女子を追いかける冴えないオトコ系コミックソングとも異なる。

 

彼女は”お高く止まった仕草や洋服”を身に纏った女性、対する主人公(僕)は”正反対”の”飾らない”男性だ。故に”お互い身勝手”になり喧嘩もする。そんな二人は、きっと同棲してから何年か経ってお互いの好きなところ・嫌いなところも見えてきた頃のカップルなのだろう。言い忘れていましたが、ここからわたしの妄想が入り始めます。

ちなみにイメージとしてはGR8EST収録『大阪ロマネスク feat.葉加瀬太郎』MVのやすくんです。飾り気のないシンプルな、それでいてお互いの好きなものを好きなように置いてあるワンルームで過ごす二人。

 

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こういう………

正直安田担ではないわたしが、このやすくんのリア恋みにどちゃくそ興奮してしまったんだが安田担は生きていたのだろうか……

ちなみに同MVのすばるさんは叔父さんみが強い。ある夏にふと訪れた祖母の家で偶然出会って、小さいころ遊んでもらった思い出話とかして、ふと見た彼のくしゃっと皺の寄った目尻を見て胸を高鳴らせたい。恋というのもおこがましいような淡い感情を抱きたい。

 

話を元に戻します。

この曲の何が良いかって、若干の現実味を帯びたその状況設定が秀逸であるということと、そして1番の後に挟まる大倉忠義および渋谷すばるのソロだ。

僕らは抱き合うよ適温で 喜び悲しみ触った手で

今出来る楽しい事をしようよ それを恋と呼ぼうよ

人生を一緒に味わおう

こ!!!!れ!!!!!

甘く低い大倉忠義(とハモリのゲロ甘まるちゃん)の声で、今までに『僕』や『君』が出会う前に経験してきたこと、出会ってから二人で経験してきたこと、その喜びや悲しみすべてを経て、二人の適温でもって育まれる距離感を歌い上げる。

そして、それまであまり目立って聞こえてこなかった渋谷すばるの声で、高らかに歌い上げられるこの歌詞。これで恋をするなという方が無理だ。一緒に味わってくれアッサムのミルクティー…ティーパックでしか淹れられないけど…

だって、今『君』と出来る楽しい事が、『僕』にとっての恋になり得るんですよ。それはきっと、『君』とだから楽しいことで、『君』とだから『恋』と呼びたいんだろうな……

かつてのわたしが苦手に思っていた『壮大な規模のラブソング』にこの歌詞は当て嵌まるのかもしれないけれど、わたしは”人生を一緒に味わおう”という一節が、そこまで重たい意味を孕んでいるとはどうしても思えない。個人のさじ加減と言われてしまえばそれまでだが。

それこそ、何でもない休日の午後に、日差しの射し込むリビングで1つのティーポットで淹れた温かなミルクティーを二人で飲むような、そんなイメージだ。君は砂糖をひと匙、僕はちょっとだけミルク多め。やわらかな色に変化していくミルクティーを混ぜる仕草がだんだんと似てきたね、なんて二人して笑い合って。その中に混ざるものは少し違うけれど、その違いすら愛おしい。そんな光景。

 

……みたいなことをつらつら考えていたら冷えていた足先ちょっと温まってきた。関ジャニおじさんすごい。

ほんとは他にも色々語りたい曲はあるが、初回から長ったらしく書き連ねるのもどうかと思うのでここまでにします。